ブログ Blog

新しい資本主義のキーワードは分配!読み終えたベストセラーにちょうどそんな話題がありました

岸田内閣の話題が目につきます

新時代共創内閣

個人的に気になるのですね

 

金融に関する税の話や
企業さんの四半期開示の見直しやら

過去とは違う政策が出てきそうです

 

その岸田総理が目指されるのは
新しい資本主義

そんな言葉があることに
驚きましたけど…

 

意味合いを調べてみると
キーワードは

分配

ですね

 

富裕層から徴収して
中・低所得層へ分配

成長は大切にしながら
その恩恵を下まで降ろす

そんなイメージ

 

ただここ最近の様々な出来事や
ニュースを見ていると

今までのような成長は
難しいように感じてしまう

成長はするでしょうが
そのスピードと規模は変わりそう

 

少し前に読み終えた
ベストセラー

米国の哲学者
マイケルサンデルさんの新刊

《実力も運のうち
能力主義は正義か?》

変な表紙ですけど
とても面白かったですよ

 

この書籍の中に

《つくる者と受け取る者》
という章があります

つくる者:経済に最も貢献する者

受け取る者:納税額よりも政府から受け取る手当のほうが多い者

 

米国の話でありますがこの両者

社会保障制度が進展するにつれて

《受け取る者》の数が
《つくる者》より多くなりつつあると危惧されています

危惧しているのは某経済学者なのですが

この両者をこのように区別するのは
間違いだ?!

の声もあります

 

その声の中に

《受け取る者》の筆頭に挙げられるのは
違う者であると

それは投機的活動に携わる
金融業界の人々

彼らは実体経済に貢献せず
莫大な利益を手にしている

 

そんな批判があるようで

確かに世界的な経済ショックは
まことその通りです

 

岸田総理はその莫大な利益を
循環させたいのですかね

貯蓄から投資へ
が徐々に浸透する中

一般人の金融所得からも
ある程度は増税?!

かなり気になるところです

 

金融商品はメリットよりデメリットの方を
吟味せねばなりませんので

新税制になる折は今までとは
選択するモノが変わるかもです

注視ですね

ではまたです