有難いことに働きながらの年金受け取りが良くなります!が…
年金生活者への5,000円給付案
叩かれていますね
4月から年金額が0.4%減額
給付案の根拠の1つと
なっていますが
その減額の算定基準は
現役世代の賃金ですので
なぜ年金受給者だけ?!
と言われても仕方がありません
現実に給付したら
それはそれですごいですけど…
そして年金に関してはもう1つ
4月から
働きながらの年金に
変更がありますね
◆在職老齢年金
60歳以降厚生年金に加入しながら
受け取る老齢厚生年金
この中の
60歳以上65歳未満の方の
ルールが変更
現在は収入と年金(老齢厚生)の合計額が
28万円超であれば
年金額が調整されますね
その28万円が47万円へ引き上げられる
65歳以上はすでに引き上げられているので
これで統一です
ちなみに28万円・47万円内に
国民年金部分(老齢基礎)は含まれませんので
注意が必要ですよ
つまりは今まで以上に
セーブして働く必要は無く
思う存分働きなさい!
の改正とも言えます
ただ年金財源が乏しいと言われているのに
よりたくさんの年金を
給付する改正ですので
よく思い切りましたよね…
恐らく該当する人が
少ないのでしょう
現在の厚生年金は原則65歳から支給
一般的に60歳で退職しますので
60歳からの再雇用の月収+繰上支給
=47万円超の人はごく一部
経営者&役員さん向けでしょうか?
あまり影響のない改正です
どちらにしても年金財源は乏しいので
対策はお早めに
GPIFの運用が好調でも
その運用益は年金額に反映されず
将来の財源確保ですものね
ではまたです