時代を感じる2つの運用です
我らの年金運用
GPIFの7~9月期の実績が
公表されましたね
好調は続いておりますが
赤が出る期は必ずありますので
その時は袋叩きでしょう…
株式比率が全体の約50%ですので
落ちるときは凄まじい
個人の運用ではありませんからね
失敗が許させない年金
覚悟と自信を感じます
さて新旧比較とでも言いましょうか
時代の流れを感じるニュースが
ありました
タイトル通りの内容で
この制度の正式名称は
中小企業退職金共済制度
不正加入のことは
記事に任せるとして
制度自体
現在も存続していますけど
右肩上がりで加入者が増えていくとは思いにくい
というかちょっと調べると
まだ5社の生保では
推進していることに驚きました
大まかな内容は
全額経費で従業員の退職金を
準備できる反面
どのような辞め方をしようとも
従業員に渡ってしまう
どんな制度にも一長一短は存在します
この制度
全額預貯金に置いているわけでは無く
もちろん運用しています
ご自身の資産づくりに活用されたい方は
こちらからどうぞ
すごくザッパに書きますと
◆資産の5割は自主運用
◆残りの5割は外部委託
自主運用分は様々な債券へ投じていて
大きく殖えないけれど
大きく減りもしない
かたや外部委託は
外国株式:10.3%
国内株式:22.2%
合計32.5%
全体ではこれの約半分ですので約16%
これだとほぼケガはありません
そう考えると
GPIFの約50%は
株式へ投じてありますので
過去における公のおかねの運用とは
一線を画しています
そもそも退職金制度が準備してある企業は
中小零細ではほぼ無いわけで
仮にあったとしてもその金額は
大手のそれとは比較になりません
ですので準備したい方は
何かしらのツールを使いますから
その1つにGPIFを真似るのは
良い選択です
ただ時代に応じてその中身は
変わりますので
真似るのであれば年に1回は
GPIFの運用結果はご確認ください
そういえば先の日生さんの記事で
今は無き
適格退職年金を思い出しました
2012年に廃止になったわけですが
その理由は
●高利回りで運用出来なくなった
&
●従業員の保護が不十分
でした
この2つを誰かが満たしてくれる制度は
二度と出来そうにありません
すべては自己責任の時代です
投じるときはよくよく調べた後に!
ではまたです