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業界のルールが変わりつつありますので入院の保険に加入されていればご確認を

緊急事態宣言地域が増えますね

6都府県に拡大されて
我が広島県は外出半減を求め

年内は引っ張られそうです

 

先日某日本社の保険会社の方と
話す機会がありまして

『コロナ保険が売れていますよ~』
なんて言っておられました

売っているんでしょ…
皮肉を言ってしまいましたが

◆売れている

■売っている

は違いますからね

注意しておきたいものです

 

さて時代の流れで
様々なことが変わる中

昨日のブログで触れました
入院に関することを1つ

民間の医療保険に関しまして
【180日ルール】という

暗黙のルールがあります

 

例えばAの病気にかかり
入院したとします

30日間入院して退院

その後60日経過した時点で
同じAで再入院

その再入院は40日間

●最初の入院は30日間
●2回目の入院は40日間

合計70日間

 

そして同じ病気で再入院したとき

最初と2回目が180日空いていなければ
同一入院とみなす

これが180日ルールです

詳しく知りたい方は
生命保険文化センター

 

そして医療系の保険に加入していれば
そこには【型数】が決められていて

【〇〇日までの入院が支払い対象】
と書いてあります

昨今の主流は60日でありまして

先の例では2回の入院合計日数は
70日ですので

70日−60日=10日
は支払われないことになります

 

このルール

生命保険文化センターの
HPに書いてあるぐらい

業界では当たり前のことです

ですがこれ
少しづつ変わりつつありまして

この180日を90日or60日へ
変更する保険会社が登場しています

 

これに関する苦情
毎年一定数は発生していて

その解消は必要だったのかもしれません

その点を考えればこの変更は
お客さまにとって良い変更ですね

逆を言えば保険会社にすれば
支払いは増えるでしょうから

喜ばしくない変更です

 

ですけど保険会社は
慈善事業ではありませんので

その支払い部分は保険料アップとなり
お客さまが負担することになります

どちらが良いのですかね?

 

そして180日で言えばもう1つ

実際に180日以上入院してしまったら?

180日を超える入院に関しては
15%ほど支払いが増えます
(入院基本料の15%)

特定療養費として
患者負担が増えるわけですが

詳しく書くと長くなるので
気になる方は検索してみてください

 

そしてこの患者負担の根拠は
財政圧迫のため長期入院をさせたくないわけで

3か月以上は入院できでない?!
なんて聞きますよね

診療報酬の制度上
それ以上入院させても

病院にとって入ってくるおかねが
減ってしまう

入院から14日までは
診療報酬が高いので

そのあたりで退院することが多い

現に入院の請求では
そこまでの入院日数は多いですね

 

制度が変われば
それにまつわるモノも変わります

低金利であれば?

入院が短いのであれば?

そもそも今後は不要なモノも
多々あります

時代に応じたモノを
取り入れたいものです

ただ時代と言ってもコロナ保険は
要りませんよ…

ではまたです