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金利が下がっているのに解約したら資金が殖えた!たくさんの方があてはまるのでご確認を

先日お客さまが不思議に
思われたことがありまして

某保険を解約されたのですが
この記事に関連しますのでご紹介です

もし仮に

『金利が高い商品があるので
おススメです!』

と言われたらどうしますか?

にもつながりますよ

👇👇👇
日本経済新聞

生命保険会社にはドル建て保険が
存在しますよね

その規制が強化される記事

お客さまにとって良い規制であります

そしてドル建てでありますので
為替リスクは付きまといます

この記事に書いてあるように
そのリスクを説明していながために

苦情は後を絶ちません

ドル建て商品は為替を考慮しておけば
大丈夫?!と思われがちで

かつ米ドル豪ドル(オーストラリア)は
高金利なので

為替リスクを抱えたとしても
良い商品?!などと言われます

というかセールストークですね

 

この度のお客さま

2年前に契約された
某ドル建て保険を解約されまして

約1割ほどおかねが殖えました

1,000万円であれば
1,100万円に到達しています

わかりやすくするために
数字はキリ良く書きますが

現在その商品の利率(積立利率)が
3%とします

ちなみにこの数字は
ほぼ同じ数字です

 

その方が契約された2年前は約4%

4%の商品が3%に下がっているのに
解約すると

2年で100万円(約1割)もおかねが殖える

もちろん為替は影響しますが
この度の解約レートは約109円

2年まえに預けられた時は
約110円

円高なのに資金は殖えている

これがドル建て保険の難しさであり
デメリット&メリットです

 

その理由はドル建て保険=債券
金利&価格

2つを考慮せねばならないからです

ドル建て保険の大半は
その国の債券へ投じていまして

金利と価格は逆の動きをしますので

その説明は割愛しますね…
長くなりすぎるので…

 

国内商品

つまりは為替を考慮しない
商品であれば

高金利商品は長く保有!
が当たり前

ですが為替が絡むと
その逆の思考も必要で

この度のように金利が下がると
価格は上がります

この度は金利が1%ほど下がり
価格が上がったわけで

その上昇は円高よりも
勝ったわけですね

 

ドル建て商品を保有しているあなた

金利だけで保有を考えていると
想定外の結末が待っているかもしれません

そしてもし仮に『高金利だから?!』
で何かを勧められていたら

それがデメリットになるかも?!

金利がますます上昇するのであれば
あなたが保有したときよりも

価格はずーっと下がり続けることになります

そもそも為替商品は
長期だから良い?!

が当てはまりません

それもデリメリでありますので
株式等の投信よりも細かなチェックは必要です

どうぞご注意ください

ではまたです